初 詣
 
 
 
 
 
 新年 明けましておめでとうございます。
 今年も、よろしくお願いいたします。
 
 
 さて、
 最近は初詣にでかける風習も減ったとか聞きますけど、
 それでも、
 なんとなく風習として、
 初詣に出かけるひとは多いと思います。
 
 
 初詣は、
 自分が住んでる居住地の神様に挨拶するのが礼儀らしいです・・
 でも、
 こういうのって、案外、知られてないですよね。
 
 なんとなく、
 自分が住んでいる場所の近くにある、
 一番大きくて有名な神社に行ってしまいます。
 
 で、
 神社って、いろんな祭神がいますけど、
 それだって、普通は知らずにお参りしてますよね。
 それで、いいと思うのですが・・・
 
 神社には、
 御神木とか、神石とか、あります。
 注連縄(しめなわ)してるやつです。
 
 多くのひとは、
 なんとなく神聖なものとして、
 手を合わせたり、ぺこっとお辞儀したりしますよ。
 
 それで、いいのです。
 
 
 注連縄(しめなわ)をしてるからといっても、
 石は石だ
 石に、お辞儀するのはおかしい・・
 という、理屈っぽいひともいますけど、
 
 日本だけでなく、
 インドにも石を神聖視する風習があって、
 インドの聖者は、
 石を拝むのは、立派なことだと教えます。
 
 子供は、理屈が好きなので、
 石を拝むひとをみて、ばかみたいと思うこともあります。
 
 でも、
 石に手を合わせるのは、
 石の背後にある神(創造主)に手を合わせるに等しく、
 神はそれをご存じなのだから、
 「愚かしい」とか「無教養だ」とか、
 そういう薄っぺらい批判をする前に、
 あなたも石に頭をさげる謙虚さをもちなさい。
 そう、教えます。
 
 神社の神木や神石を、
 素直な気持ちで礼拝できるようになって、
 はじめて「精神的な大人」の仲間入り。
 
 日本にたくさんの神社/寺院があるのは、
 海外の人からみても驚きだと思うし、
 伝統的な文化の成熟度も、誇るべきことだと思います。
 
 日本人は、
 神社/仏閣の多さは当たり前だと思ってるので、
 海外の有名な文化人が驚きに満ちて熱く語らない限り、
 ぼわ〜っとしてますけど、
 
 本当に、
 すごいことだと思います。
 
 神社やお寺のことは、
 別の機会にまた書きます。
 
               −−2018年1月8日−−
 
 
 
 
 
 
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