喉の中枢−−ラスボス−−
 
 
 
 
 
 喉の神経中枢は、
 位置的に、
 頭部と胸部の間にあるので、
 
 きちんと瞑想の勉強をしてる人にとっても、
 なんとなくわかりにくく、
 そして、軽く扱われがちです。
 
 
 というのも、
 
 頭の神経(眉間のチャクラ)は瞑想の最重要ポイントで、
 胸の神経(ハートのチャクラ)は瞑想の最終開発ポイントなので、
 
 その中間にある喉のチャクラ(ヴィシュッディ)は、
 なんとなく、
 それほど重要でもない・・・的に思われるのです。
 
 
 でも、ここ−−喉のチャクラ−−が、
 実は、いわゆる「ラスボス」であると気づけば、
 美容/健康/瞑想の向上は、もっと簡単になります。
 
 
 いつも影に隠れて表に出てこないボス(ラスボス)は、
 ひっそりと隠れて、すべてをコントロールします。
 
 
 喉のチャクラが開くと、
 喜怒哀楽の感情を支配するハートと、
 理性を支配する眉間中枢の連絡がスムーズになり、
 
 結果として、
 感情と理性のバランスが均衡して、
 道徳的、霊的、温厚、そういう気質の人格が生まれます。
 
 
 逆に、喉のチャクラが開いていないと、
 感情だけの人、
 理屈だけの人、
 そういう片寄った人格になりがちです。
 
 バカではないけど、
 いわゆる「面倒な奴」になるわけです。
 こういうひとは、いっぱいいるし、ホント困る・・
 
 気質が片寄った人は、
 いくら教えられても気質は変わらないので、
 なんとなく、いつも、周囲と衝突しがち・・・
 
 
 そして、
 自分自身で傷ついたり、
 不満が蓄積して爆発したり、
 鬱病になったり・・・
 
 
 人間は理性的な存在ですが、
 同時に、感情的な存在でもあるので、
 喉の中枢が閉じていると、
 理屈だけ、
 感情だけ、
 そういう気質(人格)に傾いてゆきます。
 
 
 多くの人は、
 生まれたときから喉の中枢が少しは開いているので、
 心配する必要はないのですが、
 
 理性/感情に傾いている人は、
 目を閉じて、
 息を吸って、少しだけ息を止め、
 喉に、意識を集めることで改善を図ることが出来ます。
 
 
 喉に意識を集めると、
 理性と感情のバランスがとれるだけでなく、
 
 声質が微妙に変わって、
 人に好かれやすい声質になります。
 
 
 モテる、モテないでいえば、
 モテ声になるわけです。
 
 
 瞑想をやってる人にとって重要なのは、
 喉の中枢が開くと、
 体内エネルギーを効率よく脳に蓄積できるようになるので、
 短い時間で、
 瞑想効率を飛躍的に向上させることが出来ます。
 
 
 それまで60分かけて脳に蓄積させたエネルギー量を、
 数分で、同量を脳に運び、
 僅かな時間で、同じ効果の瞑想とすることが出来るのです。
 同じ時間(60分)やれば、
 それまでの10倍以上の効果を得ます。
 
 
 美容も同じです。
 
 体内エネルギーを顔に送るときに、
 喉の中枢が開いていれば、
 尾てい骨から上に向かって導く体内エネルギーを、
 短い時間で大量に送り込むことが出来るので、
 美容効果を倍増させることが出来るのです。
 
               −−2018年1月1日−−
 
 
 
 
 
 
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