眠れない夜の呼吸法【健康】
興奮したり、緊張したり、暑かったり・・・
眠れない夜があります。
大切な試験、デート、仕事が翌日に迫った夜。
蒲団に入っても気持ちが高ぶって
一睡もできなかったという経験、誰でもあります。
こういうとき
最も効果的なヨガの呼吸法があります。
ヨガの呼吸法というのは、
人間の自然の生理現象を観察して応用するものです。
みなさんね
いびきをかいてグッスリ眠ってる人みたことあるでしょ?
家族だったり、恋人だったり・・
それを思い出してください。
いいですか?
ぐっすり眠ってるひと、あるいは
すぐ眠りに入る人の呼吸には特徴があります。
@ 息を吸う時間がとても短くて、
A 微妙な停止があって
B 息を吐き出す時間が長い。
B 息を吐き出したときに微妙に呼吸停止する。
それぞれの呼吸が「何秒」かなんて
自分が眠りにはいるときの呼吸を思い返してみれば、
簡単にわかることです。
吸ったり吐いたりする呼吸の量は同じなので
「息を吸うとき(吸息)」は勢いがあり、
「息を吐くとき(呼息)」はゆっくり長い。
そして、吸息・呼息・吸息の間に僅かな呼吸停止がある。
だいたいこんな感じですね。
これが「正常に眠ってる奴」の呼吸です。
タヌキ寝入りという言葉ありますが、
本当に寝ているかタヌキ寝入りかは
呼吸状態をみれば、すぐにわかります。
ヨガの呼吸法を難しいものと考えるひとがいます。
でも実際には
人間の生理観察に基づいた簡単技法です。
おおげさに考えないでくださいね。
眠れないときに
勢いよく鼻で息をグっと吸い
ちょっと止めて
ゆっくり息を吐き出し
ちょっと止めて
勢いよく鼻で息をグっと吸い
ちょっと止めて
ゆっくり息を吐き出し
ちょっと止めて・・・・・
そのうち寝ます。
−−2017年7月12日−−
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