いろいろなヨガ
 
 
 
 
 最近は、いろんなヨガがあります。
 
 伝統的なヨガ体操(ハタヨガ)も学ぶ人がいますし
 
 アメリカで流行した(?)新しいヨガ
 
 ホットヨガとかフライングヨガとかですね。
 
 
 
 身体を動かす系のヨガは
 
 もともと瞑想をやってるひとが
 
 「少し身体を動かした方がいいよな・・」
 
 みたいな感じで開発していったものです。
 
 学校の体育で習う西洋系の運動とちがうのは
 
 肉体の内側にある幽体
 
 これを流れるエネルギーを整えたり
 
 幽体のチャクラ(神経が集中する部位)を
 
 好ましい状態に調整することです。
 
 
 身体を動かして筋肉(マッスル)を鍛えるのとは
 
 ちょっと違うんです。
 
 
 そうは云っても
 
 ハタヨガもフライングヨガも
 
 筋肉を鍛えたり、背骨をまっすぐにするなど
 
 身体の調子を整える効果はもっています。
 
 
 ヨガの語源は「結び付ける」だといわれます。
 
 要するに
 
 人間の個人意識を宇宙の普遍的な意識に結び付けるという
 
 そんなような意味です。
 
 
 
 でもですね
 
 
 人間の個人意識を宇宙の普遍的な意識に結び付ける
 
 などという途方もないテーマに取り組むのは
 
 あたりまえですけど
 
 容易じゃないのです。
 
 
 瞑想をしても効果を感じないこともあるし
 
 真面目にやっても結果が出ない日々もあります。
 
 
 で
 
 座ってることが多くなると身体がナマる。
 
 たまには身体も動かそう・・・
 
 そういう段取り(経緯)で
 
 いろんなヨガのポーズが開発されました。
 
 
 古い古い時代から現代まで
 
 ヨガの目的の根本は、瞑想を通して「結び付ける」こと
 
 なのです。
 
 
 瞑想をうまくやるためのヨガを
 
 ラージャヨガ(王のヨガ)といいます。
 
 
 ラージャヨガもたくさんの哲学と系統があるので
 
 勉強しようとしても
 
 わけがわかんなくなる・・・
 
 
 
 こういうわけで
 
 世界中に怪しいヨガが広まってゆきました。
 
 
 とくに1970年代です。
 
 
 アメリカにヒッピーブームが生まれて
 
 ヒッピーがインドをめざして旅行し
 
 インドの修行者のよからぬ習慣を
 
 抵抗感なく受け入れてしまいました。
 
 
 瞑想修行に失敗した修行者が
 
 薬物に手を出して意識のトリップを経験したのですが
 
 こういう悪いマネっていうのは
 
 すぐに世界中に広がるんです。
 
 
 広がりすぎて
 
 ヨーロッパでは合法化してる国もあります。
 
 
 みなさんは
 
 絶対にやめてください。
 
 意識が劣悪なチャンネルに接続する可能性があり
 
 そうなると
 
 正常な意識を維持することが難しくなるからです
 
 
 ラージャヨガ(王のヨガ)は
 
 正常な意識で瞑想することを前提としています。
 
            −2017年7月2日−
 
 
 
 
 
 
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