間違えた?
「YOUは何しに日本へ?」というテレ東の番組があるけど、
あれ、うまく出来た番組だなあ・・と感心してるん。
ほとんど制作費もかからず、
けっこう面白くて、
印象に残る出来事もいっぱいあるし・・・
あんなん、ぼさ〜っと観てたら、
ほんと、いろんな理由で日本にやってくる外国人がいるんだなあ・・と。
研修目的とか、ビジネスとかもあるけど、
秋葉原のメイドカフェが目的・・・とか、
温泉に入るサルがみたい・・・とか、
お気楽系のひともいて、
どっちかと云えば、お気楽系の旅行者についてくと楽しい。
日本人の発想にはない旅行の楽しみ方をするから、
けっこう勉強になったりするし・・・・
スイスの観光地に「日本語観光案内所」という民間施設があって、
取りにくいホテルの予約とかでさんざん世話になってんだけど、
あるとき、日本からお土産をもってお邪魔したら、
案内所「・・先日、日本人のご夫婦がいらっしゃって、『ここ、なんかあるんですか?』って尋ねるんですよ」
おら 「・・(山と自然がたっぷりあるなあ・・)」
案内所「・・どういう処をご希望ですか? ってお聞きしたら『ショッピングセンターとかテーマパークとか』っておっしゃるんで、ないですねえとお答えしたら、『寂しい場所なんだな』なんて云われました」
おら 「・・・おお!! すっご〜い!!」
案内所 「ねえ・・(笑)」
スイスの観光地って、山が身近に見えます・・・的なところで、ハワイやグアムみたいに巨大なショッピング・モールがあるわけでもないし、テーマパーク的な施設があるわけでもなく、のんびり、綺麗な空気を吸って綺麗な山をみながらリフレッシュするところなんだけど、
でも、天候が悪いと山も見えないし、
な〜んにもすることがないので、
時間をもてあましちゃう人もいるようで・・・・
そういうときは、散歩して伝統的な民家の造りをみたり、
スーパーマーケットに行って食料品のあれこれをみたり、
なんやかや、けっこう楽しく過ごせるんだけど、
わわわ〜っとやってきて、急いで観光・・・となると、
なかなか難しい・・・みたいな・・・
ハイジのオープニングにチラっと風景が映る、
ミューレンという、崖の上の小さな村に行ったとき、
同じケーブルカーに、日本人の若い女の子の五人組が乗ってたん。
彼女たちは、東京の春の格好で旅行してたんだけど、
そのとき現地は、シンシンと雪が降ってて、
崖上のミューレンに到着したら、
道は除雪もしてないから、雪が深くて歩けないわけです・・・
新潟の二月・・・・みたいな・・・
彼女たちはわーわーわーわー騒いで、どうすんの?
みたいにモメて、
せっかくの旅行が台無し・・・笑えないよ!! 的な、
じょじょに、深刻で暗いムードに転じていきましたが・・・
大きなキャリーバッグが、なんか可哀想で・・・
女子の場合、
旅行先の季節感まちがえると最悪の結果になりやすいよね・・・
おらもらくさんも、雪道なんか平気だし、
想定内の冬季装備だったのでホテルに向かって歩き始めたら、
むこうから、送迎の電気自動車が走ってきて助かった。彼女たちのことを云ったら、心配しなくてヨイとの返事だった。
服装のチョイスを間違える・・・
っていうことで云うと、
あれですよ・・
Tシャツに書いてある英語とかで、
ものすごく、恥ずかしいの・・・ってあるよ。
本人はカッコよい・・・と思って着てるけど、
よく見ると、「・・・それはないだろ・・」みたいなヤツ。
広告宣伝のキャッチフレーズでも、欧米人からみると、
奇妙というか、意味わかんない的なの、いっぱいあるらしいけど、
Tシャツの場合は、どちらかといえばバカ丸出し的な、
クスクス笑われるならまだしも、
店から追い出されるような・・・グレードの高いのまで普通にあるから、
意味わからずに買っちゃったTシャツの英語のスペルは、
ちゃんと調べてから街にでかけよう。
外国だと怒る人もいるからサ。
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