SF映画的な
「2001年宇宙の旅」とか「エイリアン」とか「スターウォーズ」とか「未知との遭遇」とか、莫大なお金をかけて製作したSF映画って面白いなあ・・とおもってた時期があったん。
ハリウッド映画って、莫大なお金をかけて映画を製作して、全世界に配給して、大量動員して資金回収するシステムだけど、失敗したらコワイ世界でもあるし、最近は、むちゃくちゃに資金投入して作る映画が少なくなってるような感じが、なんとなく・・・。
・・・なんて思ってたら、
ジョニーディップ主演の「パイレーツ・オブ・カリビアン」とか「タイタニック」とか「ハリーポッター」とか、ああそうか・・・みたいな、莫大な制作費モノって、まだ続いてるんだなあ・・と、つい最近知った。
むかしは「聖書モノ」みたいなジャンルがあって、
「十戒」(チャールトン・ヘンストン主演)とか、
「ベンハー」(チャールトン・ヘンストン主演)とか、
「天地創造」(ピーター・オトゥール出演)とか、あっただよ。
「天地創造」は、旧約聖書を描いたもので、おら的には「ノアの方舟」のシーンが面白かったけど、映画評論家の先生には厳しい見方が多くって、「なんじゃコレ?」的な扱いをされてます。
でも、「創世記」とか「旧約聖書」って、日本人にはわかりにくい部分なので、ストーリー紹介映画としてみるだけでも価値はあるし、娯楽作品としてみても結構おもろかったデスよ。「ノアの方舟」のシーンは、短いシーンの撮影だけで、普通の映画が2〜3本とれるんじゃないかというくらい、多額の資金を投入したそうです。
そんなことはどうでもよくて、
むかしのSF映画ってのは、なんか、宇宙船とか、宇宙船内部とか、微に入り細に入り、ディテールにこだわって、でっかいスクリーンで観ると、宇宙船の巨大さや船内風景がリアルで、わくわくした・・・けんども・・
実際に2001年になって、「2001年宇宙の旅」を見返したら、宇宙船内のコンピュータシステムが古くさくて、「・・こういう映画作るのってムズカシな・・」と、思っただ。でも、娯楽作品としてはやっぱり一級品だと思うし、無重力空間の表現とか、おもしろいな・・ということにかわりはないデス。
みなさん知ってっかな・・・モノリス・・・
「2001年宇宙の旅」に登場した、真っ黒の、うすべったい直方体の、謎の人工的物体。
映画の設定では、月面で発見された・・・ということになってますが、それは要するに、月面に人間以外の知的生物の痕跡があった・・・みたいな感じの作りなんだけど・・・・
原作者であるSF作家のアーサー・C・クラークさんは、こういう奇妙な発想をするひとなので、「・・・なんか変わってんな・・・」と思ってたら、スキューバダイビングの趣味がこうじてスリランカに移住してしまったそうで、晩年は英国女王から「ナイト」の称号を受けてます。スリランカには、仏陀のゆかりの土地がありますよ。神聖な土地です。
で、2001年宇宙の旅に登場する「モノリス」なんですけどね、
ああいう奇妙なもんは、SF映画のなかに登場するだけ・・と思ってたらデス、
あるとき本屋で立ち読みしてた雑誌のなかに、「モノリス」的なものが紹介されてて、なんじゃこりゃ? っちゅうことで、見に行ったことがあるんです。
それは、地元や近隣の人は知ってるでしょうけど、
兵庫県高砂市の「石の宝殿」。
ウィキペディアにも紹介されていて、写真も載ってます。
実物みると、
あまりの大きさに圧倒されるし、
学術調査でも、
石の下は不安定な状態なのに直立してる不思議。
全体の形だけで云えば、
ティッシュの箱を、
縦にド〜ンと置いたような感じなんだけど、
周囲を切削して直立にみせかけたんじゃなくって、
デッカイ石を、立てました・・・みたいな・・・
・・・・どうです? みたいな。
あれ、実物を見ると、本当に不思議。
ピラミッドの石より遙かにデッカイから、
どうなってんだろう・・・? いまだに謎だらけだそうです。
そういうのって、日本にも、いっぱいあるんです。
石の宝殿がある神社、生石神社は、
海と反対側の山の方面にあって、
長い階段を上って行くんですけど、
らく〜んさんと一緒に行ったとき、
どういうわけか、階段にカニがいたんです。
カニが歩いてた。
・・・らく〜んさんはいいひとなんだけど、
びっくりすると、おらでも腰を抜かすような、
かなり高いお声をお出しになる・・・という・・・
・・・そういうわけで、
とってもびっくりしのでした。
で、ですね、
らく〜んさんとゲームセンターとか、なかなか行けません。
現在は、大きなお声をださなくて済むようなゲーム、
クレーンゲームとかに切り替えて静かに遊んでます。
攻めるとか、攻められるとか、
そういうの、絶対、ダメ。
フロントページへ戻る