変 化
２００１年の９月１１日
世界的に有名な、
ニューヨークの超高層ビルに、旅客機が突入したね。
そんなことは・・何も知らずに、
その日の朝、
テレビニュースがわーわー云ってたけど、
なんだかスルーして仕事場に行って、
仕事場に到着してから徐々に事情がわかってきて、驚いた・・・
事件が起きた半年前、
おらは、ニューヨークの「その高層ビル」に行って、
観光気分で展望台にのぼって、
マンハッタンって、いい眺めだな・・・なんて思ったり、
ギフトショップの気の良いお姉ちゃんと笑ってしゃべったり、
まさか、あのツインタワーが、なくなるなんて思ってなかった、
アメリカのテレビドラマや映画でも、
世界貿易センター（ツインタワー）はＮＹのシンボル的な存在で、
繰り返し繰り返し、映像のどこかに見切れていた。
あの日以来、
なんか、世界は難しくなったように感じてます。
貿易センタービルに突入した、その旅客機は、
オレゴン州のポートランド空港から出発したらしい。
で、おらは、
そんなことも知らずに、
事件後も、
ぼや〜っとした感じで、
そんな難しいこと知らないから、
らく〜んさんに、
「ちとポートランドに行ってくるね」とか云って旅だったんだの・・・
あんた、
その空港で、
おらはだな、
特別検査というやつで、
靴の中まで入念にチェックされた・・・
とは云っても、
アメリカは「公平」をモットーとしてるので、
気の良い白人の兄ちゃん（←軽薄系）も、
特別検査に選ばれていて、
互いに苦笑いで検査を受けてさ・・・
面倒くさいね・・・って。
でも、
白人のじいちゃんばあちゃんは、ノーチェック！！
あったりまえだけどね。
こんなのさ、
イスラエルの入国出国は、もっと厳しく、ロコツだし、
初回の入国のインタビューは徹底してるし、
笑いは起きないしね・・・
だから、
アメリカの空港の警戒は、手ぬるいぞ・・・と思ったくらいで・・・
いまは、アメリカでも、
入国時に、指紋を採るなんて当たり前だし、
いつも、わはははっはと、
「ちゃんと撮影できたのか？」
「ハンサムな指紋になってっか？」
なんて、通り過ぎるけど、
そこまで警戒しないと、安心できないのか・・・
なんかなあ・・・と寂しく思う。
アメリカは、もともと移民の国なので、
どこからやってきても、一応は、ウェルカムだった。
だれでも自由に入国して、
だれでも自由に住めた。
それが、だんだん難しくなってきて、
現在は、入国者の指紋を採ってる。
アメリカよ、
大丈夫なのか？
もっと、自信をもって欲しいぞ・・・と思ってます。
最初に、へんだなあ・・・と思ったのは、
９・１１が起きる一年前・・・
アムステルダムからニューヨークに出発するときに、
ニューヨーク行きの旅客に対するインタビュー・チェックがあったん。
こういうインタビュー・チェックは、
おらもらく〜んさんも、イスラエルに行くときに毎回経験してるので、
もちろん不思議ではないけど、
ヨーロッパからニューヨークに行く旅客に対して、
どうして、こんなインタビューが必要なのか、
とっても不思議に思ったから、
そりゃ、ま、普通に、
あははははははは・・というような、
ジョーキー・ジョーキー、わははははっちゅうようなインタビューの後に、
「これ、テルアビブ行きのインタビューみたいだね」と云ったら、
係員は、「大丈夫、ニューヨーク！」って手を広げたけど。
なんか、いろんな危ない情報はあったんだろうな・・・
と、いまになると、そう思う。
そして、それ以上のことは、もちろん、わかりません。
ニューヨークのこと、
ポートランドのこと、
おもしろいことがいっぱいあるので、
少しずつ、しゃべる。 ばい。
フロントページへ戻る