どえりゃ〜暑い
 
 
 
 梅雨時の東京は、
 なんとも息苦しいような暑さで、
 地下鉄の階段をのぼるだけで汗が噴き出すけど、
 
 東京は全国各地から人が集まるので、
 梅雨時の暑さも平気である・・・ちゅうひとがけっこういる。
 名古屋のひととか九州のひとは、
 かなり暑い日でも、「そ〜ですかね〜?」なんて云う。
 
 最近の東京は、海岸線に高層ビルが建ったせいなのか、
 真夏になると、熱風のような風がふくよね。
 サウナの空気みたいな感じになるけど、
 それだって、名古屋のひとに云わせれば「そ〜ですかね〜?」
 ということがあったので、
 
 よくよく聞いたら、
 そのひとは寒いのはダメだけど、暑いのは平気・・ちゅう、
 そういうタイプのひとだった。
 
 おらは、寒いのもダメだし、暑いのもダメで、
 ずう〜っと4月とか5月の天気だったらいいなあ・・と思うん。
 
 東京でも、都心だと38℃以上になってることは普通にあるし、
 100メートルおきにコンビニに入って涼むのもよくあるけど、
 
 らく〜さんと一緒に、岡山県の備中高梨に行ったときは、
 気温が40℃くらいに高くなって、
 でも、
 東京のように100メートルおきにコンビニもないし、
 さすがに喫茶店に逃げて、シャーベットを食べた。
 
 備中高橋は、寺院の多い町で、
 映画「男はつらいよ」の「ひろしさん」の父親が居住する町。
 名優、志村喬(しむらたかし)さんが父親。
 そして、渥美清さん、倍賞千恵子さんが、
 情緒のあるドタバタを演じます。
 
 観光的には、バツグンに楽しいエリアです。
 その日の備中高梁の高温は全国ニュースになってました。
 
 おらは、暑い国に旅行するときは、夏場は避ける。
 インドも、冬しか行ったことがないもの。
 インドの6月7月は、死ぬよ・・と云われるから。
 
 5月に、砂漠に行った。
 朝は0℃くらいで寒かったので、防寒コートを着て外出したら、
 なんか暑いよね・・・と思って温度計をみたら30℃を超えて、
 すぐ、ホテルに駆け戻って着替えたことがありました。
 でも、空気が乾燥してるので、息苦しさはないんだけどさ。
 
 アメリカの西海岸(ロサンゼルス)も同じだす。
 朝、寒いからコート着て外に出たら、
 午前中に30℃を超えて、汗が噴き出すのね。
 そんで、夕方になると、ヒヤ〜っとしてきて寒くなる。
 
 困ったら、
 怪しい英語をしゃべる中国人のファッションショップにGO!
 
 真夏でも、10ドルくらいで、あったかい防寒具を売ってるネ。
 おら、そこで買ったフリース付きのジャンバー(ブルゾン)を、
 日本に戻っても気に入って5年くらい着てたら、
 らく〜んさんに「さすがにもう、みすぼらしいヨ」と注意された。
 気に入ってたんだけど・・・・。
 
 
 インドの灼熱地で瞑想するひとは、
 夏場は、からだに「アッシュ(灰)」を塗ることが認められます。
 「心頭滅却すれば火もまた涼し」
 などという、無慈悲なことは云わない。
 
 暑いモノは暑いので、
 百の理屈を述べるより、
 すみやかに瞑想しやすい工夫をした方がヨロシ。
 
 よくさ、「そんなこと出来ませんヨ」ということを、
 真面目に勧めるひとっているけど、
 
 少なくとも瞑想は、速やかに進歩したもの勝ちなので、
 あーたらこーたら理屈を述べる前に、
 スススっと、滑らかに前進していけばいいだけだす。
 
 
 
 
すわみ亭の目次へ戻る
フロントページへ戻る