風 の 流 れ
時代は急激に変わってゆくなあ・・・と思う今日この頃なんだけど、
今年もＡＫＢ４８の選抜総選挙があるっていうんで、
あれこれ、ちらちらネット情報をみてたら・・・・
今年は、博多を拠点とするＨＫＴ４８劇場に隣接するヤフオクドームで選抜総選挙をやる・・・らしく、
そんで、また、あれこれ見てたら・・・
ＨＫＴ４８の握手会には、ヨレヨレのおっさん達に混じって、家族連れ（ファミリー）が増えてきて、さらに、最近は、小中高の女子が、わわわわわ〜っと集まって来てるみたいで・・・・
む〜ん・・・、いまから１０年ほどまえ、
秋葉原にＡＫＢが誕生したときに、
なんか薄気味悪い・・・と云われたのがウソのようになっていて、
とくに低学年の女子（小学生とか中学生）なんか、
「将来の夢はアイドルになることです」って、
一昔前だったら「・・・・？？」 っちゅうようなことを平気で云うようになった・・・。
いまは、全国の受験生でも「東大一直線」なんて考える人も少なくなったけど（地元大学が人気）、
でも、全国の女子は「あいどる一直線！！」っていうのが増えてきて、
なんでかなあ・・・・と、おら的には、不思議だった。
そしたらね、ちょっと、わかったっちゅうか・・・
要するに、小中高の女の子が見る雑誌＝おっさんが絶対に見ない雑誌、
そういうのに、ＨＫＴ４８とかがガンガン特集されて、
低学年の女子が、「この子がカワイイ」「こっちの方がカワイイ」なんて、
そういうことになっとる・・・・。
母親も女の子なので、娘が買ってきた雑誌をみて、ふ〜ん・・こういうのが流行ってるのか・・・みたいな感じだし、
結果として、ファミリーで握手会にやってくる・・・というような、そんなことになってるらしい・・・・。
いま、ゲームランドに行くと、「アイドルの楽屋」があって、化粧台の前で低学年の女子がせっせと化粧して、衣装を着替えて、そんで写真を撮り、自由に写真を加工して遊んでマスな・・・・。むかし、ゲームセンターなんてのは不良の溜まり場と云われたけど、いまは、もう子供も普通に遊んでるし、アイドル一直線の女子達が、その気になって順番待ちの行列をつくってます・・・。
一方で、むかしから頑張ってる「ヲタク」は、困ってるん・・・。
例えば、ＨＫＴ４８の特集記事が出ているガールズブック、
低学年の女の子が買う雑誌ね、
欲しいんだけど・・・さすがに、
小中高の女子が読む「それ」を手にしてレジに行く勇気はないらしく・・・
「大学生の娘に＊＊＊（ガールズブック）を買ってきてくれと頼んだら、ヤダ恥ずかしい、と云われた。・・・父さんはもっと恥ずかしいんだ！」
なんていう親子の会話があって、
豪の者は、
・・・こうなったら、成人雑誌にはさんでレジに出すしかない。。。
なんて書き込んでるのもあった。
成人誌は恥ずかしくないけど、男が、ガールズブックを買うのは、
なんか、恥ずかしい・・・ちゅうのが、あるのね・・・。
おらが子供の時代からあった「りぼ○」という、低学年の女子が読む漫画誌、それにＨＫＴ４８の物語が掲載されたときも、全国のヲタク（おっさん）は、困った。
見たいけど、（恥ずかしくて）買えない。
結果、全国の女の子が、ＨＫＴ４８の歴史（ストーリー）に詳しくなり、ベテランを気取るおっさんより、事情通になっていった・・・。
ちなみに漫画「東大一直線」という作品を描いた小林よしのり先生は、アンチ指原で有名でしたが、現在は、こころを入れ替えて素直になり、「わしは今年も指原に投票する」と、ご自身のブログで公言なさっています。
あれほど嫌っていたのに、人間って、いつでも素直になれるもんだ・・と感心しました。時代は変わる・・・ ばいばい。
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