あ め り か
 
 
 
 旅行は好きだけど、アメリカは、たぶん死ぬまで行くことはないだろ〜な〜、と思ってたン。
 
 こういうのを「食わず嫌い」というのだろうけど、
 だれだって、限られた人生で、
 あ、そこは行かなくてもいいや・・・
 みたいな、そう思ってるところはいっぱいあると思うぞ。
 
 
 おらにとっては、アメリカがそれで、
 ハワイとかロサンゼルスならともかく、
 でも・・・ニューヨークとか・・・危ない感じもあったし、
 バクゼンと、行きたい気もするけど、なんかなあ・・・みたいな、
 とくに、熱烈な興味もなかったんだけんども・・・
 
 
 あるとき、らく〜んさんが、ニューヨークに行った。
 
 帰ってきて云うには、「もんのすごく面白かった」「想像を絶するくらい面白かった」 っちゅうような具合で・・・
 
 結論としては、「おめさん、おさまり返ってないで、行ってこい!!」
 っちゅうことだったので、
 
 
 はいはい・・・行ってみます・・・
 と、いうわけで、行ってみた。
 
 結果、たしかにおもしろかったので、
 二回目は、列車に乗って、ちょっと遠出してみた。
 
 
 歴史が好きなので、アメリカ建国のあれこれをみるため、
 ニューヨークから列車に乗って1時間30分くらい行ったとこにある、フィラデルフィア・・・っちゅうとこに出かけてみた。
 
 
 みんな、知ってっか・・・?
 フィラデルフィア・・・・・。
 なんか、聞いたことがある・・・・くらいでヨロシ。
 
 
 まずは、列車に乗るのだな(写真1)
 そしたら、列車が動くので、ま、風景をみるだよ・・・(写真2)(写真3)
 
 ぼ〜〜っと風景をみてると、
 着くだよ、フィラデルフィア(写真4)
 鉄道駅は立派(写真5)
 でも、空気感が、もんのすごくのんびりしていて(写真6)
 ほんとうにアメリカって、のんびりしてるなあ〜と思った。
 アクセクとか、セカセカとか、そういうのとは、無縁。
 がら〜んとして、ぼ〜っとして、すごく、快適。
 
 
 ほんで、地下鉄に乗る(写真7)
 がら〜んとしてるべ・・・・。
 早朝や深夜じゃない。真っ昼間。
 まことにもって、快適。
 無駄に広い通路が、なんとも、グっとくるだよ。
 
 地下鉄はちゃんと動いていて、目的地にもちゃんと到着(写真8)
 観光地らしい風景があって(写真9)
 歩いてると、
 目的の場所は、すぐにわかる(写真10)
 
 
 目的の場所は、これ(写真11)
 
 
 
 建国時のアメリカを象徴する「自由の鐘」。独立宣言を読み上げる前にこの鐘を鳴らして人を集めたとか・・・。
 ヒビが入ってるけど、これがね、泣かせる。
 
 背後の建物は、最高裁判所、行政府、議会、・・・ぜんぶ同じ建物だった記憶(←怪しい)
 
 
 日比谷公園にもレプリカがあるそうだし、日本の音楽でも、
 直截的に「自由の鐘」とは云わなくても、「希望」「自由」「平等」「友愛」を象徴する「鐘」として書かれている。
 
 
 例えば・・・、
 賞金1万円の商品券を進呈しますよ〜〜、とかいう街頭クイズで、「では、歌詞の中に『鐘』が入っている歌を歌ってください」
 というのがあったら、だれだって、ひとつやふたつ歌えるべの・・・。
 
 この「自由の鐘」は音色がいいとかじゃなくって、創業当時のアメリカの歴史を象徴するものとして有名。音色が良い鐘は、世界中にいっぱいあると思う。
 
 
 
 「日本の鐘」でいえば、長崎の鐘、時計台の鐘、お寺の鐘・・・いろいろある。お寺の鐘は、ほんとに音色がきれいだなあ。例えば、有名な俳句で「かきくへば・・・」ってのあっけど。
 
 わては、まじめなはなし、
 奈良法隆寺の鐘の音(現在の)は、とってもいいと思ってます。
 長く尾を引く音色が、聖音を象徴する音として、抜群にヨロシイ。
 
 でもでも・・・
 日本三大名鐘というランキングがあって、残念ながら法隆寺の鐘は、はいってなくって、
 弘法大師様にゆかりがある京都の神護寺がそれだそうで・・・
 
 らく〜さんとバスに乗って神護寺にいったときは、
 空海(弘法大師)の学習部屋(小さいよ)を、つくづくと感慨深く見て、
 清涼な山の空気を味わって、
 落語にもある「かわらけ投げ」に挑戦して、
 しっちゃかめっちゃかの結果になった・・・・。
 
 
 
 「鐘」は、瞑想の時の内的聖音にも関係するので、
 別の機会に(もし)思い出したら、
 書こうと思います(← たぶん忘れるヤツ)。  ばいばい。
 
 
 
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