標高の高いホテル
 
 
 
 標高3000メートル以上の高山ホテルに泊まってみたくて、
 
 ゴールデンウィークを利用してスイスの有名な高山ホテルに泊まってみた。
 
 
 瞑想の経験者ならわかると思うけど、
 有名な聖者のなかには、標高の高いところに住んでる方がいて、
 どんなんなんかな〜〜、
 瞑想に、なんか良い影響とかあるンかな〜〜・・・
 
 
 っちゅうような、
 まことにもって、ミーハー的な、興味本位の実験でした。
 
 で、いつものように、ぼ〜〜っと出かけていって、
 三角形型のシルエットが美しいマッターホルン、その麓の町「ツェルマット」というところに行きましてね、
 
 そんで、登山鉄道に乗り換えて、頂上駅の「ゴルナグラート」という地点にたどり着くわけ・・。標高は、3100〜3200メートルくらい。そこに、ホテルがあって、それほど高い料金ではなく快適に宿泊できるので、そこのホテルで瞑想したらど〜なるか・・・を実験してみた。
 
 
 いまね、ウィキペディアで検索したら「ゴルナグラート」も「ホテル」も写真入りの記事があるので、みてください。星空がきれいなので、天体観測施設もあるようで・・・。
 
 「ゴルナグラート」は有名な観光ポイントだし、行ったことのある人はいっぱいいると思います。おらも、らくーんさんも、このときが3回目で、でも、そこにあるホテルに泊まってみよう・・・なんて最初のころは思わなかったデス。夕方になると鉄道は止まるので、翌朝まで、ホテルに閉じこめられるわけなんで、旅行中の行動の自由がなくなるから・・・。
 
 
 でも、決心して、よっしゃ! 泊まってみっか!!
 となったときは、らく〜んさんも喜んだ。
 3000メートル以上の高度で滞在するとどうなるか・・・
 ものすごく楽しみだったし、星がきれいそうだし、わくわく・・・。
 
 で、その日、その高山ホテルに泊まったのは、おら+らく+日本人女性2名の合計4名で、食堂で一緒に夕食を食べて、夕焼けに染まるモンテローザ、マッターホルンなんかをみて、ワインなんかも飲んじゃったりして・・・・
 
 
 う〜ん・・・・そのあと、部屋に戻って、またワインを飲んでると、
 なんか、あたまがくらくらしてきた・・・・
 隣の部屋のらくさんを訪ねると、わっしわっしと、彼女は元気に洗濯をしていたな・・・。
 
 高度が高いと部屋が極度に乾燥するので、洗濯物を干すと、部屋の湿度を高める湿度調整にもなるン。
 
 部屋の窓をあけると、満天の星で、
 周囲には何キロメートルにもわたって人家がないので、
 まったくの、完璧な静寂・・・・
 
 ああ・・・・なるほど・・・
 本格的に瞑想をするひとが古代から高山を好むのは、
 周囲何キロメートルにもわたって人家と人の気配がないので、
 ざわつきがなく、精神的な波動の影響がなく、
 現代では避けられない電波も微弱で、
 完全な静寂があるからなんだなあ・・・と思ってるうちに眠った。
 
 
 翌朝、目を覚ましてコーヒーを飲み、瞑想した。
 結果は、いつもと同じ感じで、とくに、すんごい!!
 っちゅうような感じもなく、
 酸素が薄いからクンバカ(無呼吸)のフィーリングが違うかな・・・と思ってたけど、それも同じで・・・・
 
 
 
 おいしく朝ご飯をいただいて下山してきました。
 
 結論。
 高い山の上で瞑想しても、日本の普通の町で瞑想しても、同じ。
 これは、インドの聖地で瞑想したときも感じたことでした。
   でも、
 個人差があるので、断定はしませんよ。
 おらにとっては、そうだった・・・というだけのことです。 ばい。
 
 
 
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