電気ポット
冬になると空気が乾燥するので、
電気ポットでお湯をわかして水蒸気を放出させ、
室内(仕事場)の空気に湿気を与えています。
市販されてる加湿器っていろいろあるけど、
どうも自分には合ってないのがおおいので、
沸騰させた蒸気を利用して冬場の乾燥を乗り越えてるん。
考えてみると、わて、電気ポットって、けっこうもってるの。
何故かっていうと、
旅行に行くと、たいてい電気ポットを買って、
そんでお湯をわかして、あれこれ使うから。
国内だと、ホテルや旅館に電気ポットがあるし、
それに最近は、ホテルの近くにコンビニがあって、
夕食とか、食べるものに不自由することもないからさ、
国内の場合は殆ど手ぶらみたいな感じで移動すっけども・・・
外国の場合は、ちょっと事情が違って、
アメリカでもヨーロッパでも、夕食の料金はけっこうダメージになる。いや、ま、それだけなら、頑張ってクレジットカード使うとか、なんとかなるけんど・・・
おらの場合、夕方から、ちょっとお酒を飲んだりすんだけど、
普通のひとと違うのは、
お酒を飲んでるときに、食事ができない・・という弱点がある。
で、らく〜んさんは、お酒はのまないけど食事はする。
こういう場合、いちばんいいのは、ホテルの部屋で、
おらはお酒を呑み呑み、らくさんはご飯を食べ〜ので、
ほんで、両方とも機嫌よく、わはははは・・・と、
こういう具合になるんだす。
で、さ。 なんで、電気ポットがいっぱいあるのかと云えば、
国によってコンセントのタイプが違うからなんだす。
とくにヨーロッパは面倒で、
スイスから隣町みたいな感じのフランス領の町に移動すると、コンセントが違って電気ポット使えなくなったりするんで、悲劇になる。
旅行ガイドブックには、コンセントの形式に合うようなアダプタの紹介がしてあって、でも、現地の小さな町だと、そんなアダプタなんて売ってないんよ・・。日本からもっていけばいいんだけど、毎回、ついうっかり・・・ってことばっかりで、あらま、困った・・・どないしよ・・・ってバタバタするん。
いや、あの・・・電気ポットの使い道っていっぱいあって、
いろいろ、すごいんです。
例えば、ホテルの部屋での夕食時。
できます料理は、スープ(味噌汁を含む;インスタント系)、スープヌードル(インスタント系)、もち料理(本格系)、カレー(レトルト系)、パスタ茹で、じゃがいも煮、とうもろこし煮、ご飯(調理ライス;インスタント系)、缶詰温め、トマト煮、ゆで卵・・・・食後は、コーヒーも飲めるし紅茶も緑茶も飲める。
いろいろあるけど、例えば、もちを柔らかくして、スープに入れるだけで十分な夕食になるの。レトルトカレーがあればなお良いし、海苔、醤油があれば、大満足だす。ヨーロッパやアメリカなら、小さな町でも、インスタント系のスープやレトルト食品があるので、パンと一緒に食べればまったく困らないん。ハムもチーズも美味しいし、野菜も果物も豊富だし。チョコもスナックもあるし。
それに、ほれ、わては日本酒を温めて呑むのがすきなんだけど、お湯があれば「お燗」ができるのね。日本のホテルだと熱湯みたいな、すんごい「お湯」が出てくるけど、外国って、なかなかそうはいかないから、電気ポットのお湯は重宝するのです。
電気ポットのありがたみが発揮されるのが、インドとかイスラエルの地方都市に泊まったとき。小さな町で、どこで食べればいいのか迷うようなときに、食料品店でパンとチーズと果物+ワイン+チョコとか買ってくれば、豪華な食事なるからさ。
てなわけで、わては、どこに行っても電気ポットを使ってます。現地で買うのも楽しみだし、値段は、だいたい1500〜3000円。構造がシンプルなので、どこの国の電気ポットも長持ちします。それにね、電気ポットって、たいてい町のスーパーとか、普通のとこに売ってるから、電気ポットを買うついでに現地で売ってる商品とかをザザザっと眺めてみるだけで、けっこう楽しい。並んでる商品も面白いけど、商品の並べ方、分類の仕方、会計のやり方、お客さんの様子、それぞれ面白いことばかりで、あっという間に時間がすぎていくのだけど・・・
ガイドブックに掲載されてるような観光名所もいいけど、見知らぬ土地の普通のスーパーや食品店も、感心と驚きの宝庫なので、けっこう楽しんでます。 ばいばい
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