ヲ タ
HKT48とかアイドルグループにまったく興味がないひとは、
・・勉強もしないで、集団でちゃらちゃら歌うたって下手なダンスしてるただの子供・・っちゅうような感じで見てると思うんだけど・・。
それは間違ってないんだけど。
ま、その通りなんだけど、けっこう面白いなあ・・と思うのは、女子が200人とか300人とか集まってグループを作ってると、いろんなタイプの人間がいて、競争もあるし、努力しないと脱落するし、なんとか人気を獲得しようと真面目にがんばる。がんばってもダメな子もいるし、ファンから熱烈な応援を受けて人気急上昇になる子もいて、人生の縮図みたいな様相になってるわけです。
そして、もっと面白いなあ〜と思うのは、自分の好きなメンバーを応援するブログを運営してるひとで、このひとたちはホントに感心するん。
だってですね、ブログを運営するってけっこうたいへんで、
記事をかくために、劇場公演に行ったり、握手会に参加したり、コンサートに行ったり、総選挙の応援のために必死にアピールしたり。多大なるお金と時間を費やしてるわけで・・・。
NHKの朝ドラ「あまちゃん」をみてたひとなら判ると思うけど、主人公のアキちゃんのように、アイドルってみんな、必死に、全力で青春やってるんだけど、それを応援するヲタのみなさんも、すさまじいエネルギーでがんばってるんです。
俯瞰してみる人は「ばっかみたい」ですましちゃうけんど、
おらは、がんばってるひとは無条件で偉いとおもうタチなので、
子供のメンバーも、ブログを運営してるような熱心なヲタのみなさんも、敬意を表するんです。
すこし弁護しますとですね、
・・あの〜、ヲタのみなさんは、
自分がアホらしいことをやってる・・・と十分に承知しておられます。
ばかばかしいなと思ってる自分の精神的なモロさも十分にご承知で、
あ〜の、こ〜の、文句ばかり云ってる悪質なファンとは一線を画し、
毅然として、自分の推しメン(応援してるメンバー)を称えます。
その姿勢は、まったくもって立派・・・笑えるんです。
いや、ほんと、ブログ読んでると(←いっぱいある)、
つくづく、すごいなあああ・・・って思うひとがいっぱいいます。
東北在住の、ある尊敬すべきヲタ師匠は、
夜の10時まで仕事だったのに、翌朝の9時前に博多に行きたい・・・
っちゅうような願望があり、
ほとんど、松本清張か西村京太郎か・・・・という、
時刻表との格闘を制して、
ちゃんと、朝の9時前に博多の現場に到着した・・・
読んでると、けっこうスリリングで、おもろい。
時刻表とかに詳しい人なら判るとおもうけど、
結局は、深夜バスで東京へ移動→モノレールで羽田へ移動→朝イチの飛行機で福岡→電車で現場、というような流れでした。説明すると簡単そうにみえるけど、自分で行動作戦を編み出すとなると、けっこう難しい問題なんです。
あとですね、昨日まで普通に会社で働いてたひとが、
翌日のブログみると、
香港日帰りでHKTのコンサートみてきた・・・っちゅうような・・
これも、もんのすごい方法で、
深夜1時に羽田→香港、
香港に到着してぶらぶら観光して、HKTの香港ライブみて、
深夜0時10分に香港→羽田。羽田着は早朝の5時。
0泊2日の香港旅行。
こうなると、もう、鉄道ファンで有名な、
内田百間先生(←夏目漱石さんのお弟子)の「阿呆列車」の世界。
内田百間先生は、台湾に鉄道に乗りに行ってさ、
台北から、南部の高雄(だったっけ?)まで列車に乗って、
高雄に到着しても列車を降りずに、
そのまま台北に戻ってこられたエピソードがある。
列車に乗るのが目的なので、高雄で降りる理由はない・・・
というようなことが書かれていた(←記憶あいまい)。
このときの文章も、笑ったけんど・・・
ヲタのみなさんの行動も、おら的には百間先生と同じくらい笑えた。
ちなみに百間(ひゃっけん)先生のペンネームは、
岡山市内を流れる百間川(ひゃっけんがわ)から・・・。
よー知らんけど、百間先生の家、百間川に近いとこにあった。
いまは、鉄道ファンには宮脇俊三先生とか有名だけど、
宮脇先生も、百間先生は尊敬しておられた。
そして、鉄道ファンっていうのは、
けっこう、ばかばかしいことに血道をあげる性癖があって、
ジャンルは違っても、アイドルヲタのみなさんの行動をみると、
・・・・なんか、似てるな・・・と感じるんです。
あのね、あほらしいことを楽しむほうが、笑顔になれますよ。
無表情を続けると認知症になりやすいらしいから(←らしいデ)、
できるだけ、愉快なことを自分で探していきましょう!!
瞑想もおなじでね、
難しく考えるからややこしくなるんで、
楽しんでやればいいんです。
ただ、原理や仕組みは、ちゃんと学びましょう(←宣伝!)。
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