あのときわてはあほやった
 
 
 
 「すわみ亭」を読んでくれてるひとのなかには、
 
 くだらないことばっか書いてないで、瞑想のことでも書け!!
 
 とおもってる方もいるでしょうけど、
 
 
 ヨガとか瞑想って、
 
 書けば書くほど、説明すればするほど、
 初心者には、ますますわかんなくなるんです。
 
 そこが受験勉強と違うところ。
 
 
 でも同じようなことは世の中にいっぱいあるよ。
 
 例えば、芸術論とか、メディア文化論とか、
 
 そんなん、たくさんのハナシを聞けば聞くほど、なんか、わかんね〜な〜・・・っちゅう具合になって、おわる。
 
 
 必要最小限のことはレベルGに書いた通りなんで、
 あと、自分は成長した・・と思う人は上級レベルに進んでくれればいいと思ってます。
 
 それよりも、すわみ亭は、
 こんな程度のあほでも瞑想は進歩する、大丈夫だよ・・・
 ということをわかってもらいたくて書いてるんで、
 そこんとこ、是非、ご理解、おねがいします。
 
 
 あんね、瞑想してる人の中には、
 瞑想をものすごく難しく考えすぎて、苦しんでるひとがいるの。
 いっぱいいるの。
 もっとね、気楽にやればいいのに・・・
 
 気楽にやるのと、不真面目なのは、違うからね(←きっぱり)
 
 「楽しんでやりなさい」って教えると、
 「真剣にやっちゃだめですか?」
 なんて、ことばの意味を理解できないひともいるの。
 
 楽しむのと、ふざけるのは違うからね(←きっぱり)
 
 
 おっちょこちょいは仕方がないけど、
 言葉をちゃんと理解しないひとに、
 いっくら言葉を尽くして説明しても、
 わかったふりをするだけで(表情だけは立派)、
 ほんと、無駄だと思ってるから、
 わては、わてなりに、
 「みんなも大丈夫だよ・・・」
 というエールを、すわみ亭から発信してゆくよ。
 
 
 さて、今回のお題は、「あのときわてはあほやった」
 
 いっぱいありすぎて、困る・・・
 
 漢字が苦手でね、父親(ファットさん)にもよく文字の間違いを指摘されたし、友人からも、それちがうんじゃね? みたいな・・
 
−−−食堂に入る前に料理サンプルをみながら−−−
おら「今日は『てんつはん』でも食べてみっかな・・」
友人「それ、『てんしんはん』じゃね?」
−−−先輩から単身赴任の通知をもらって−−−
おら「結婚したばっかなのにひとりで『とにん』なんてな・・」
友人「それ、『ふにん』って読むんじゃね?」
 
 ある映画を見てたら、主人公が入る喫茶店が印象に残ったので、
 思い立って、喫茶店を探しに行った。
 とある有名なお寺があって、
 その山門を突き当たって左に曲がった正面。
 
 行くと、薬局だったので、お店のかたに、
おら「・・映画みたんですけど、ここ、以前は喫茶店でした?」
店主「あ、あれ、撮影の日だけ看板とか取り替えて、外装もぱぱぱっと違った風にかえて・・そうですか、わざわざ来てくれたんですか・・・」
 
 おらは、それまで、映画というのは、実際の場所や店を使って撮影してると思ってたんだけど、どうもちがうらしい・・・と、うすぼんやり理解した。
 
 ・・・うすぼんやり・・の理解なので、
 
 今度は、映画の中に出てきたストリップ小屋を探しに、
 九州の呼子(よぶこ)まででかけたことがあるだよ。
 そんときも、そういう大人の娯楽施設はなくって・・・
 防波堤であんぱんをかじりながら、ようやく、
 「あ、そっか、映画の中のセリフ上の設定だったんだ・・・」
 と気づいたけど、
 
 こういう「あほさ」があるから人間ってのは成長していって、
 行かなくても良い土地まで出かけていって、
 でも、そのおかげで、呼子の朝市のおばちゃんたちと楽しくしゃべったり、豊臣秀吉はんが築いた名護屋城(址)のことを教えてもらったり、唐津の海の美しさに感動したり、旅館の仲居さんにとっても親切にしてもらったり、たくさんの貴重な経験ができたのでした。 おそまつ。
 
 
 
 
 
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