すいません
 
 
 
 
 
 上級コースの開設について、
 いろいろ「ダメ出し」を受けて、
 悪戦苦闘しております。
 
 
 もう少しです。
 
 
 ・・・なんか申し訳ないので、
 
 なんとなく、
 瞑想に関するようなことでも書いて、
 遅れ気味になっている謝罪に代えようかな・・・・
 
 ホント、すいません。
 
 
 では、気分を変えまして・・・
 
 
 あの、
 インドの古典的な、
 人間と宇宙の関係を語りますね。
 
 
 それほど難しいことではないですから、
 身構えなくてヨロシ。
 
 
 まずですね、
 
 
 インド哲学は、西洋哲学と違って、
 実践哲学です。
 
 
 過去から現在までの大量の瞑想実習者による、
 大量・膨大な実戦経験データの蓄積を基礎として、
 実戦経験でもってポツポツと語ってゆくものです。
 
 
 「あたまで考えた」とか、
 「わたしは、そう思う・・・」とか、
 
 
 そういう(理性の)曖昧さは、排除されます。
 瞑想によって経験すること、
 その実戦の経験データだけが真実・・・とする立場。
 
 
 だから、IQ200を超える超天才頭脳がなんと云おうと、
 
 実戦経験を伴っていない限り、その価値はゼロ。
 これが、インド哲学の基本。
 
 
 世界的に有名なインド人はいっぱいいますが、
 
 例えば、
 インドを独立に導いた偉大なるガンジーさんも、
 アジア初のノーベル文学賞をとったタゴールさんも、
 ちゃんと瞑想実践者であったことは有名です。
 
 
 難しいはなしは、やめる。
 
 で、
 
 カルカッタ(現コルカタ)は、
 インドの京都ともいうべき文化都市なんですけど、
 
 そこにあるインド博物館は、とても立派で(写真1)、
 
 
 ものすごい一級品の文化財が大量にストックされてます。
 仏教系のガンダーラ美術もすごいし、
 それより古いインダス文明系の文化財もすごい・・・
 
 
 でね、
 今回、みなさまに対する謝罪として、
 これを語るよ・・・
 
 写真2をみてください(撮影許可を受けてます)。
 
 
 ここから先のはなしは、
 なんの学術的な検証もない、
 ただのヨタ話(居酒屋おっちゃん談義)だと思っていただきたい。
 
 
 たのむよ。
 
 
 
 この写真2をみて、みなさん、何を連想します?
 
 この門みたいなものは、
 インドの寺院の入り口を飾っていたもので、
 古い時代のあちこちの寺院にあった(・・らしい)。
 
 でね、
 みなさんが何をイメージするかはそれは勝手なんだけんど・・
 
 
 この、ゲートですね、
 上部デコレーションが、
 非常にすんごい構造になっておりまして、
 
 おらは、
 みた瞬間に、腰をぬかすような衝撃を受けた。
 
 
 ゲートの上に「三」の文字のような、
 横梁(よこはり;ビーム)があるけんども、
 一番下のビームと中央のビームは、
 七つの小さな間柱(まばしら)で連絡されている(写真2)。
 
 次に、
 中央のビームと最上段のビームは、
 三つの小さな間柱(まばしら)で連絡されている(写真2)。
 
 
 これ、みなさん、
 なんのこっちゃか・・・わかります?
 
 
 なぜ、おらが衝撃を受けたのか、
 その理由を、
 簡単に述べておきますと、
 
 インドの哲学によれば、
 宇宙(人間が生きる世界)は、
 三重の構造になっている → 三つの横梁(ビーム)。
 
 最下段のビーム(地上界)と中央のビーム(幽界)は、
 7つの間柱(7つのチャクラ)によって連絡されていて、
 
 中央のビーム(幽界)と最上段のビーム(天界)は、
 3つの間柱(シュスムナ/イダ/ピンガラ)で連絡されて、
 
 この7つの間柱と3つの間柱を実戦で理解/習得した者は、
 
 最上段のビームの上にあるキリスト意識(華)に入る。
 
 
 おらが衝撃を受けたのは、
 このゲートに表現されている、
 インド哲学のシンプルさだったのです。
 
 なんて単純で美しいのだろう・・・
 そう思ったのでした。
 
 
 キリスト意識という言葉の響きに、
 疑問を抱く人もいるかもしれませんが、
 
 
 インドのサンスクリット語では、
 キリスト意識を「クタスタ・チャイタニヤ」と云います。
 
 
 聞き慣れない言葉ですけど、
 インドの聖典(サンスクリット)では、
 「クタスタ」 → 起源不詳の
 「チャイタニヤ」 → 意識  とされています。
 
 つまり、
 それが、
 
 瞑想実習者が目指す目的地です。
 永遠の意識、永遠の喜び、永遠の新鮮さ・・・
 
 
 そういうことになります。
 
 
 生まれたものではないから死ぬこともなく、
 減りもしないし、増えることもなく、
 常に新しく、喜びに満ちている・・・
 
 キリスト意識については、
 レベル2、3など、
 
 別の機会にしゃべることもあるかとおもいます。
 
 いまは、
 
 みなさんに怒られないように、
 すみやかに「上級クラス」を開講したいと思っています。 さよなら。
 
 
 
 
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