有名わんちゃん物語
 
 
 
 
 
 有名なワンちゃんって、いっぱいいるんだけんど・・・
 
 あれだよ、
 
 
 日本で云えば、ま、忠犬ハチ公ね。
 ハチ公は、渋谷駅前に銅像になってるし、
 待ち合わせのスポットとしては全国ナンバーワンちゅうくらいのもんで、 ま、有名なワンちゃんだすな・・・
 
 
 生きてる実際の忠犬ハチ公を見た・・・・というひとは、
 おらの知る限りでは、
 鉄道紀行作家の宮脇俊三先生くらいのもんで、
 
 そのことは先生の「時刻表昭和史」のなかに出てきます。
 その文章を読んだとき・・・
 「本当の、実物のハチ公を見てたんだな・・」とえらく感心しました。
 
 
 もと名古屋駅前にあった「盲導犬サーブ」の像って知ってるかな?
 けっこう有名だけんど、
 おらが見たときは歩道橋の下に隠れてしまって、
 なんか、かわいそうだな・・・と想ってたら、
 現在は、地下鉄の栄に移設されてるそうでいがったなあ。
 
 ご主人様を守るために身を挺して頑張った盲導犬です。
 
 そのときの事故で片方の前足を失ったんだけど、
 おらのような鈍感な人間は、片足がないサーブの銅像をみて、
 ただ、なるほど・・・としか想わなかったけど、
 
 
 サーブの物語をらく〜んさんにはなしたら、
 「どうして事故の前の姿で銅像を造ってあげなかったのだろう?」
 「サーブは、ちゃんと脚があったのに・・・」
 と、いいはじめた。
 
 それは一理ある。
 ご主人様を守ったサーブは、
 ずう〜っと、脚がある状態で生きていた。
 事故で脚を失った。
 さて、銅像を造るとき、
 元気だったサーブを表現するか、
 脚を失ったサーブを表現するか・・・
 銅像をみたときのおらは何も考えなかったけんど、
 云われてみれば、
 ご主人様を案内していたときの元気なサーブ像がいいかな・・
 
 
 ま、それはいいとして、
 秋田の五能線で有名なブサカワ犬とか、
 コマーシャルで有名な白い北海道犬のカイ君とか、
 桃太郎に登場する家来の犬クンとか、
 南極に残されて生き残ったタロ・ジロとか・・
 有名なワンちゃんはいっぱいいるけんどもよ・・・
 
 
 あれだな、
 世界的なレベルで有名なワンちゃんといえば、
 アニメの世界で、
 この、後ろ姿の少年(写真1)(←クリック)がかわいがっていたワンちゃん。
 
 
 そうだす・・・
 写真1の人物は「チャーリー・ブラウン」。
 まん丸なあたまが特徴で、
 かれの家にいたワンちゃんの名前は、
 
 
 スヌーピー。
 
 写真1は、スヌーピーが登場する漫画「ピーナッツ」の原作者、
 チャールズ・M・シュルツ先生の家/仕事場の跡地です。
 
 
 スヌーピーは、たぶんおっさんでも知ってると想うけど、
 シュルツさんだの、チャーリーブラウンだの・・となると、
 知らないひとも多いかも。
 
 実際、ここの博物館は、「シュルツ博物館」というけど、
 道に迷って、近所のひとに道を尋ねるときも、
 「シュルツ博物館」って云ったら知らない・・と云われ、
 「スヌーピー博物館」って云ったら、判ってくれた。
 そんな具合だったです。
 
 スヌーピーは、日本でも稼ぎまくっておりますな。
 どんどこどんどこ稼いで、
 だから、シュルツ博物館のある町(サンタローザ)は、
 びっくりするくらい、豊かな町でした。
 世界中で、スヌーピーは愛されてるからなのでしょう。
 
 スヌーピーファンであるらく〜んさんも、
 ここの博物館には満足されていました。
 
 サンタローザは小さいけれど面白い町なので、
 別の機会にまたしゃべります。
 
 
 ワンちゃんで云えば、
 世界的には、
 フランダースの犬(パトラッシェ)、
 アメリカの名犬ラッシー(コリー犬)、
 アルプスの山岳地域で活躍する救助犬セントバーナード、
 いっぱいいますよ。
 
 
 犬派とか猫派とか区別するひといるけど、
 どっちも、ヨロシ。
 ネコのツンデレもいいし、ワンちゃんの忠誠もグッド。
 瞑想する人は、動物を自分の趣向で差別/区別しないように。
 
 
 あのね、
 フランスのシャモニっていう町の観光案内所でね、
 寒いから暖房であったまってたら、
 
 フランスの10歳くらいの少年がね、
 フランス語独特の綺麗な発音で「サンベルナール」と云ったの。
 
 
 この発音を聞いたとき、おらは腰を抜かしただ。
 
 少年の云った「サンベルナール」が判るひとは、スゴイでしゅ!!
 
 
 おらは、
 フランス語を少し知ってるらく〜んさんにあらかじめ教えられてたので意味がわかったけど、少年の「サンベルナール」(純フランス発音)は、めちゃくちゃ感動しました。
 
 
 正解(意味)は、「セント・バーナード」です。
 
 フランスのシャモニ・モンブランの町の近くに、標高の高いサンベルナール峠があって、その峠を越えるひとを助ける救助犬が、サンベルナール犬(フランス語 )→ セントバーナード犬(英語)なのでありました。びっくりびっくりでした。 さいなら。
 
 
 
 
 
すわみ亭の目次へ戻る
フロントページへ戻る