力 づ く(壱)
難しい課題を解決しようとしても出来ないとき、
たまには、力づく(力ずく)で解決する・・・という手法がある。
暴力とか戦争とかの「力づく」は論外だけど・・・・
日常生活のなかで、
スマートな方法で処理出来ない問題は、
どか〜んと、思い切ってぶち当たってゆくしかないぞ・・・!!
そんな感じのハナシで・・・
これはですね、
高校時代の担任だった数学の先生が、
数学っていうのは、わからなくなったら、
綺麗に解くより、力づくで押し切る方法もある!
と教えてくださって、
綺麗な方程式を使うより、
があああああっと単純な計算をした方が正解に至るスピードが速いなら、
それでもいいのだ・・・
実力不足は、あとで反省しよう・・・と、云ってらっしゃった。
だから、
おらは、ふだんは、出来るだけモノゴトを綺麗に処理しようと努力するんだけど、
最後の最後、イザとなって、
ま・・・これは無理・・・と判断したら、
ぎりぎり最後まで一所懸命やるけど、
いいかげんなところで無駄なあがきはやめて、
ひたすらばかみたいに、項目(コンテンツ)を網羅したような、
まことにもって美しくない、
幕内弁当的な内容の仕事をするときもあるン。
だって、自分なりに頑張ったけど出来ないんだもん・・・
瞑想だって、最後は「力づく」みたいなところがあって、
それは、偉大なヨガナンダ先生だって認めておられる。
キリスト先生が「力を尽くし・・・」という表現を用いられたのも、
なんとなく似たフィーリングだと思っています。
無理矢理の「力づく」は良くない場合もあるけど、
自分の判断で行う、えいやっという種類の「力づく」は、
「思い切りよく」とか「びくびくしないで」とか、
萎縮せずに行動するためには必要な場合もある。
ヨーロッパの山岳地帯(アルプス)に行くと、
旅客を山の上まで連れて行く輸送方法で、
「力づくの勝負」だなあ〜・・・と思うことがけっこうあるんです。
写真1(←クリック)をみてケロ。
これは、有名な「アルプスの少女ハイジ」の冒頭シーンに出てくる風景、
それにとっても似ているでしょ?
アニメの宮崎先生はきちんとスイスを取材なさっているので、
まったく同じではないですけど、
フィーリングが似た風景はたくさんあります。
この写真の風景ですね、
タモリさんなら一発回答するでしょうけど、
氷河期に、降り積もった雪(氷)が厚く厚く堆積して、
その氷(氷河)がゆっくり動いて流れて削り取った地形です。
とっても有名な風景なので、
みなさんが「氷河 浸食」または「氷河 氷食」で検索すれば、
一発で、この場所がウィキペディアで出てきます。
ラウターブルンネンという村です。
写真の右側に白いモノがみえますが、
シュタウフバッハという滝です。
写真では、チッコく写ってますが、落差は390mあるンです。
雪融けの春先の季節なんかに行くと、
ものすごい迫力です。
でね、
この滝の上の土地、
つまり、崖上の土地ですけど、
写真だと森みたいにみえるけど、
実は、小さな村があります。
この村は、ヨーロッパの有名人の隠れ家的な場所で・・・
で、
そんなことはどうでもいいけど・・・
この写真1から、あれこれ、
次回ちょっと、
しゃべってみようかと思います。
なにが「力づく」なのかな・・・??
・・・それは、次回!