ココアください
冬に、寒いところに旅行するときは、
なんとなく、
不思議ですけど、
喫茶店に入って、あまいココアが飲みたくなるんです。
なければ、ホテルに戻って、ミルクチョコレートたべてもいい・・・
ムズカシいことはわかんないけど、
カカオや砂糖には、疲労回復効果があるのだと思う・・・
チョコレートには「4大革命」というのがあるらしく、
そのうち、近代チョコレートにつながるミルクチョコは、
スイスで発明されました。
世界最大の食品会社であるネスレの創業者が、育児用粉ミルクを発明していて、それを利用したそうです。
チョコレートに普通に牛乳を入れると、ボソボソっとなるそうで、
だれもが、チョコ+ミルク味を夢みてたんですけど、だれも成功せず、
それを、粉ミルクが解消した・・・
1875年、スイス人のダニエル・ピーターさんの発明です。
スイスは、世界最高のチョコレート消費国で、
そりゃあ、もう、めちゃくちゃな種類があります(写真1)。
スイスって、鉄道の楽しさでも知られてますけど、
夏になると、鉄道ファンをターゲットにした、
「チョコレート列車」というのが運行されます。
有名なオリエント急行にも使用される、豪華客車のプルマンカーに乗って、
朝から晩まで、のんびりと、
修学旅行的なフィーリングで、
スイスの味(チョコ&チーズ)を試食する旅をするんです・・
これは楽しいですよ。
鉄道や風景も楽しいですけど、
チーズ工場とか、チョコレート工場とか、
スイスの歴史ある名門をめぐるので、
歴史のあるメーカーのすごさもわかります。
スイスの食品生産施設は、
のんびりした綺麗な風景の中にぽつんとある感じで、
まわりの風景も、澄んだ空気と山と緑で、めちゃくちゃ綺麗です。
できたてのチョコレートって、なかなか食べる機会がないですけど、
食べてみれば、実に、すごいのです。
ま、どんな食べ物でも、できたてはおいしいです。
チーズの方は、熟成期間によって味が変わる・・・
という、そんな説明があって、
試食用に熟成期間が違うチーズをもらいました。
これも、もだえるくらいに美味いのです・・・
チーズ作りは、手間ヒマめちゃくちゃにかかるので、
日本だと、あややややや・・・という値段になっちゃうし、
スイスだって安くないけど、
安くても美味いチーズがごちゃまんとあるので、
幸せな気分になりますヨ・・・。
給食チーズ育ちのおらからすれば、
腰を抜かすほどに異次元の食べ物に思えるだ・・・・
で、
あのですね、
寒いときに、ココアが飲みたくなって、
外国(アメリカとかヨーロッパ)で喫茶店に入るとしましょう・・・
みなさん、
「ココアお願いします」って、英語でなんて云うかわかります?
これは自分でも驚いたけど、
おらは知らなかっただな・・・
あれれ・・・
ココアは、ココアでないの・・・??
らく〜んさんが店員さんにパパパっと注文したから、
おら 「ココアってなんて云うの?」
らく 「ホット・チョコレート」
おら 「了解」
な、
こんな簡単な単語が云えないから「英語は苦手」なんて云う人いるけど、
ばかみたいに単純なことで・・・
学校の英語教育も、実践的にやって欲しいのぉ・・・
アメリカに行って、レストランでオレンジジュースを注文するときに、
「I am orange juice」
くらいの、珍妙な英語カマす日本人はいっぱいいるはずで・・・
もっと云えば、「もう少しパンを下さい」→「more Pan!」
これも、ばかの基本だよな・・・
だれだって「パン」=「ブレッド」くらい知ってるのにさ、
アメリカ旅行中に「パン」と云ってしまう悲しさ・・・
それも含めて、あ、おまえ日本人・・・みたいな感じ。
今日、お昼にテレビみたら、
パリに在住の回転寿司のご主人が、
先日のテロの影響で、まったくお客様が来ない・・
と、嘆いておられた。
商売をやってるものにとっては、深刻ですよ。
ネットニュースで見たけど、
パリの大規模テロの翌日に新婚旅行でパリへ出発する予定だった新婚さんが、旅行をキャンセルして途方に暮れている・・・というのがあった。
会社の休みはもらってる。でも行けない。すぐに他の場所に目的地を変更することもできない(格安航空券がない)。
だからといって日本の国内旅行か・・といってもピンと来ない・・
どうしよう・・・どうすれば・・・?? みたいな。
かわいそうだな・・・としか・・・・。
どうなるのかなあ・・・・・。
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