ホテル瞑想
 
 
 
 
 パリのテロ事件で、なんか悲しいので・・・
 
 おらは、おとなしく瞑想の話でもします。
 
 
 旅行に行ったときに、どうやって瞑想するか、ですか、
 これを、簡単にご説明します。
 
 
 まず、写真1をご覧ください。
 だいたい、こんな感じです。
 これが基本パターン。
 
 イスの座に、シルクの布地を置いてます。
 そして、
 イスの背もたれに、タオルを置いています。
 最後に、
 イスの前の床に、きれいなバスタオルを敷く。
 
 この写真1のとき、
 シルクの布地は、群馬県産の丈夫なものを使っています。
 とても上質なので、値段以上の価値がある感じ。
 
 
 瞑想に使うバスタオルは、
 汚れたものは好ましくないので、
 お風呂に入っても使わず、瞑想専用に使います。
 ですから、入浴したときは、小さなタオルだけで済ませます。
 
 
 この写真1では、
 バスタオルの上に座ったときに、
 手水をするために、水のペットボトルを手元に置いてますね。
 水で清めた手や足をぬぐうため、
 ティッシュも手元に配置してあります。
 
 
 ホテルの床に座るのはイヤだ・・・
 と思うひともいるでしょうから、
 これは、あくまで、例示だと思ってくださいね。
 だいたい、こんな感じですヨ〜・・・というくらいのものです。
 深い意味なんかありません。
 
 
 イスに座ったときの方向は「東」です。
 これも、こだわる必要はありませんヨ。
 
 
 この写真1のホテルは、
 SRF設立者であるヨガナンダ先生にゆかりのある場所で、
 とくに夏場には、世界中から瞑想をするひとが集まって、
 全館が、「瞑想ホテル」みたいな感じになりますヨ。
 もちろん、宿泊客は各人バラバラに瞑想するし、
 SRFの団体グループとは無関係に宿泊できるので、
 あんまり難しく考えなくてヨロシ。
 
 世界中からやってくるSRFの学生さんが、
 ロビー(写真2)に集まると、なんか、感動します。
 みんな、わくわくどきどきの表情をしてるから微笑ましい。
 わては、少し離れたところから、
 かれらの瞑想に対するガッツと情熱を頼もしく思いながら、見守ります。
 
 
 写真3は、
 少し小さなホテルの部屋で瞑想したときの状態。
 
 
 このときは、イス(ソファー)は使わず、
 ぜんぶ床にすわるスタイルで、瞑想座を作りました。
 
 このときのソファーは、水平座がやわらかくて安定しなかったから、
 最初から床にすわっちゃったほうが、安全安心だと思ったのです。
 
 この部屋よりも狭い部屋になると、あれこれ工夫する必要があるけど、
 床にバスタオルを敷けるなら、ぜんぜんOKです。
 
 
 最初から床に座るつもりなので、
 シルクの布地は、バスタオルの上に敷いてます。
 
 このときは冬で、寒かったので(写真4;窓の外)、
 ベッドの上の羽毛布団を、
 いつでも引っ張り出して膝に乗せれるようにしてますよ。
 
 瞑想中は、
 室内温度が過剰に上がらないように暖房をOFFにするのでね。
 
 寒くなったら、ズルズルっと布団を引っ張ってきて体温調整します。
 
 
 でね、
 こんなのは、ほんとうに一例で、
 みなさんも、自分で工夫して、
 自分で一番良いと思う方法で瞑想してくださいね。
 瞑想の座の作りに、いいも悪いもないのです。
 そのときそのときで、これがいい、と思ったものが最善です。
 
 とくに旅行中は、
 どうでもいいルールに縛られないこと!
 気持ちよく瞑想できれば、それが最高です。
 
 
 
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