シュリ ラーマクリシュナ パラマハンサ
インドは古代から高名なヨギを多数輩出しているが、ラーマクリシュナ先生は、今日的なインドにおいて最上級の国民的偉人として幅広い人々に広く尊敬されている。尊敬というより「敬愛」されている。
学歴なく、人格的に素朴でユーモアに満ちている。インド人のあこがれである神を、誰よりも身近にわかりやすく説明した。
1836年生まれ、1886年マハサマージ。
ばかみたいな話題で笑っているかと思うと突如として深いサマージに入って恍惚にひたる神聖な姿は、しばしば当時の霊性指導者やインテリ層に深い感銘を与えた。
喜びに満ちたサマージに入ってみせるという単純な行為によって、神のすばらしさ、神を楽しむことのできる人間のすばらしさを、くどくどした言葉を使うことなく広くインドの人々に深い感銘をもって印象づけた功績は大きい。
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