本課程のガイダンス
 
 
 瞑想アカデミー(旧綜合ヨガ研究所)は、1976年(昭和51年)に誕生しました。
 
 日清焼きそばUFO(日清食品)、どん兵衛(日清食品)、白い恋人(石屋製菓)など、今日まで続くロングセラー商品が続々と誕生した年でした。経済は成長していました。
 
 
 
 いろいろな生徒が、それぞれの生活リズムに応じてやってきて、日常の疲れをとり、リフレッシュして、少しだけ瞑想ヨガのことを学習して帰宅していました。
 
 学生から年金生活の方まで、いろいろと生徒は多く、なかには長っ尻になるひとも多くいて、最後には夕食を食べ、残った生徒が酒を飲んで瞑想ヨガの話をしゃべりあう光景も珍しくありませんでした。楽しそうでした。
 
 
    時は流れました。
 
 
 当時では考えられなかったことですけれども、ダイエットを教えるヨガの教室は全国に多数あり、健康を増進させるためのヨガ教室も全国に数え切れないほど存在します。
 
 
     そうであるのに
 
 
 ヨガの目的である瞑想を、最上級レベルまで教えるところがありません。
 
 
 インターネットをみると、ちょこっとした「知ってるつもり」的なサイトはみかけますし、摩訶不思議なサイトも見かけます。
 
 海外のサイトでは、まじめで立派だと思えるところもあります。
 
 
 しかし日本人としては、言語、風習など、いろいろと事情が違うので、海外サイトの情報は、そのまま従うのも「しんどい」と思うことが少なくありません。
 
 こういう事情で、瞑想アカデミーは、ヨガの目的である瞑想を、最上級レベルまで簡単に伝授しようと思います。
 
 
 
 
 瞑想ヨガにチャレンジしてみようと思う人々の多くは、インド人や西洋人も同じですが、集団が嫌いです。集団のセミナーとか、合同研修とか、そういうの・・・やだ・・と思うひとが多いのです。
 
   これは、当たり前です。
 
 瞑想は、個人が個別の魂として、集団を離れてチャレンジしてゆく孤独な道のりだからです。
 
 
   みんなでワイワイ仲良く・・という立場とは対極にあります。たまにはワイワイもいいですけどね。
 
 
 そういうわけで、瞑想アカデミーの本課程(上級コース)は、個人が個人として満足のゆく結果を求めて瞑想できるよう、最上級のレベルまで必要なテキストを提供してゆきます。旧綜合ヨガの伝統を継承しているので、のんびりに変わりはありませんが、現代人のライフスタイルに応じた学習の場としてゆこうと思います。
 
 
 上級レベルに進む方のチェレンジ精神に期待しています。
 
 
 
 
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