回 答 例 16
 
 
問題 16
 「世俗の出来事はすべて神の夢にすぎない。従って、何事にも真剣にならない方がよい」という考え方があります。これについてあなたの考えを述べなさい。
 
 
 
 
 
 
【回答例 16】
 
 これはデス、問題15の設問と似てますけど、ちょっと違って、けっこう大事なことなんです。
 
 日常生活を生きる上では、だれでも気分が落ち込んだり、失敗を後悔したり、自己嫌悪になってみたり、そういうことがあります。
 
 そういうときはデス、思い切ってこういう考えに立って、ご都合主義だと云われても、とにかく都合よく、気分転換を図った方がよいのです。
 
 悩んでウジウジする日々を続けるより、すべては神様の夢であると割り切って笑顔に戻った方が、自分にとって有益でしょ?
 
 ピンチのときは、自分にとって有益になることなら、どんどん採用しましょう。
 
 でも、だからと云って、普通のときにこういう考えをもつのは危険です。
 
 どんどん無責任な人生になりかねないからです。
 
 笑顔を取り戻すには有益である気持ちのもちようも、ピンチでないときの言い訳に使うなら危険な刃物になります。
 
 一流の料理人のように、自分自身や周囲の人々を喜ばすために包丁を使うのはいいですけど、身勝手な目的で危険な使い方をするなら、それなりのカルマが加算されて自分自身を苦しめることになることを理解しましょう。
 
 
 
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