回 答 例 3
 
 
問題 3
 「面倒なときに瞑想すると悪いクセがつくので、疲れているときや億劫な日は瞑想をしない方が却って良い」という考えがあります。これについてあなたの考えを述べなさい。
 
 
 
 
 
 
【回答例 3】
 
 スポーツや、芸術や、技能系では、こういう考え方も肯定されます。
 例えば、野球のピッチャーが調子が悪いときに無理して練習すると、かえってフォームを崩してめちゃくちゃになるとか、そういうことは多いです。
 
 瞑想は、どんなに調子が悪いときにやっても、悪いクセがつくようなことはありません。
 あるとすれば、「今日は疲れてるから早めに切り上げよう」という意識が何日も続くと、短い時間で切り上げる習慣が身について、長い瞑想が出来なくなることがありますケド。
 
 でも、それは悪いクセではなく、単に生活習慣の問題で、瞑想自体に悪影響が生じるわけではありません。瞑想時間が短くなっているなら、単純に時間を伸ばせばいいだけの話です。
 
 設問にあるような考え方は、初心段階ではけっこう重要な問題となるのですが、結論から云えば、まったく心配ありません。
 
 どんなに調子が悪くても、二日酔いでも、かまわず瞑想して結構です。
 
 ただし!!
 起き上がるのも大変な病気のとき、睡眠不足でフラフラしてるようなとき、女性が生理のとき、は、自分の判断で中止してください。
 
 瞑想は、風邪や二日酔いくらいのことで中止するのは理由になりません。でもですネ、病気のときに無理して病状が悪化するのは避けてください。
 
 
 
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